近頃、スマートフォンの「テザリング(Tethering)」が注目を集めている。テザリングとは、スマートフォンのデータ通信機能をほかのデジタルデバイスで利用できる機能のこと。接続はWi―FiやUSB、Bluetoothなどで行うが、USBやBluetooth接続では、同時に1台のデバイスしかネットを利用できないので使い勝手はイマイチ。主流はWi―Fi方式だ。例えば、Wi-Fiのテザリング機能を有効にすれば、単体で通信機能を持たないiPad Wi―Fiなどのタブレット端末や、PSPのようなゲーム機、ノートPCなどでインターネットに接続できる。機種によって台数制限はあるが、同時に5~8台のデバイスを繋げることもできる。
従来は、外出先でこれらのデジタル機器をネットに繋げる場合、「モバイルルーター」というデバイスを使うことが多かった。モバイルルーターは通信機能とルーター機能を備え、どこでも無線LANを構築できるのがウリ。
いつからなのかテザリングという言葉が頻繁に雑誌やネットで出てくるようになった気がする。
「テザリング」=「モバイルルーター」と思っていいのであれば「モバイルルーター」の方がわかる安いと思うけど、これも「ルーター」が何か分からない人にとっては同じか。
テザリングはスマートフォンで使えるようになっている機種は多いが、iPhoneのように日本で機能を禁止されている機種もあるのでスマートフォンならどれでもできるわけではない。また、料金も別料金だったりとキャリアによって違う。
テザリングを頻繁に使用していると、スピードが出なかったりパケットが詰まったりして途中で接続エラーや途切れることもある。回線?本体?悪いのはどれなのかな?
ただ、気軽に使える機能であるのは間違いない。
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